経験をデータで科学し、対話で人を動かす「ハイブリッドな視点」
長年の現場マネジメントで培ってきた「人を動かす人間力」と、データやAIを駆使する「技術力」。この二つを融合させることが、今の私の活動の軸です。この記事では、私が仕事や人生において何を大切にし、どのように組織と向き合っているのか、その根底にある想いをお伝えします。
「機嫌よく働くこと」が最強の生産性向上策である
どんなに優れた最新のITツールや経営戦略があったとしても、それを実行し、形にするのは最終的には「人」です。働く人の心の状態が整っていなければ、本来のパフォーマンスは決して発揮されません。「機嫌よく働くこと」こそが、組織の成果を最大化する最も確実な方法だと私は信じています。
そのために、私は約8年間、手書きのポスターを使った朝礼を継続し、安心できる職場環境の大切さを伝え続けてきました。誰もが心身の余裕を持ち、万全のコンディションで仕事に向かえる土台を作ることが、リーダーの最も重要な役割です。
現場の「痛み」に寄り添い、ITで仕組みを構築する
データ分析やAIは、単なる効率化の道具ではありません。それらは現場を楽にし、働く人々を幸せにするための手段です。
かつて、月末の在庫報告に伴う長時間残業が常態化していた現場がありました。その際、私は自らGoogle AppSheetでアプリを開発して仕組みを整えましたが、最も時間をかけたのは「担当者の隣に座っての対話」です。日々の作業への不安や、言葉にされていないルールを丁寧に聞き取ることで、現場が本当に使いこなせるシステムが完成し、残業をなくすことができました。
学びと行動の積み重ねが組織の熱量を生む
組織をより良くしていくためには、立ち止まらずに成長し続ける姿勢が必要です。私自身、50代半ばからGoogle認定のデータ分析やAIの資格を取得し、新しい技術を現場の課題解決に役立てています。
年齢に関係なく、自ら新しい知識を吸収し、実際に試行錯誤していく。言葉で教育や指示を重ねるのではなく、まずは自らが行動し、しっかりと実績を出して仲間の手本となるよう心がけています。そうした姿を現場で見せ続けることが、周囲の人々の心に「自発的な熱量」を灯し、やらされ感のない前向きなチームを作るきっかけになります。
私を支え、組織を導く「7つの信条」
日々の業務や人と接する中で、私が決してブレないための行動指針としている「7つの信条」があります。
- 素直:偏見なく受け入れ、学び続ける姿勢を持つこと。
- 明るい:周囲を照らし、前向きなエネルギーを与えること。
- 公然:隠し立てのない透明性と、堂々とした振る舞いをすること。
- 明瞭:論理的で迷いがなく、誰にでも分かりやすく伝えること。
- スマート:理知的で洗練された、無駄のない美学を追求すること。
- 公正:正義に基づき、偏ることなく正しい道を選ぶこと。
- 公平:一人ひとりの背景を尊重し、等しく誠実に向き合うこと。
これらを自分自身に問いかけながら誠実に行動することが、ベテランから若手までが自然に助け合う「自走する組織」の基盤になると信じています。
確かな根拠と温かい対話で、共に次のステージへ
データや事実に基づく「冷徹な分析力」で確かな方向を見定め、一人ひとりの心に寄り添う「温かい人間力」で人を導く。この両輪が揃って初めて、組織は力強く前進していくことができます。
「データで見つけた課題を、AIと対話の力で解決する。」
これからも私は、私の様々な活動の中で出会い、関わるすべての方々が「今日も一日、機嫌よく働けた」と思えるような環境づくりを全力でサポートしていきます。私のこれまでの歩みと哲学が、皆さんのキャリアや日々の仕事のヒントになれば幸いです。
